秋山信子は、マイノリティに耳を傾け、目をむけ、そこに安らぎを得る、人の生きている一部を昇華させ、人形にし、訴えてきた。その中には、沖縄を題材とした作品も数多くあり、アイヌからアジア、シルクロードの人々など、様々な国の風俗、伝承文化に着目し、単なる民族衣装を着た人形とは違う、普遍的な「美」を訴えた人形を作り続けている。
沖縄との関わりも深く、沖縄を題材にした人形(代表作:潮騒など)も多く、秋山さん自身作家人生の集大成として、沖縄での展示会を大変楽しみにしている。しかも、県外での展示会では出していない作品など過去に例を見ない、100点を越える作品の展示、また現在手元にない貴重な作品はパネルでの展示、人形が出来上がっていくまでを順序だてての展示、普段目にすることにない道具の展示など、人形作りの全てが分かるような企画となっている。